
【徹底解説】SES と 派遣 の違いは一体なに!?
2021.12.20
SESと派遣の違いとは?

(株)ライトコードの営業の浦川(うらかわ)です。
今日は、私の仕事であるSES営業について書いていきたいと思います。
これからSES営業を始めたいと思っている方。
そもそもSESって何?って思っている方。
今回は、そんな方に向けて、SESとは何かを説明しながら、SESと派遣は何が違うのかを解説していきたいと思います!
SES営業をしている私が詳しく解説していきますよ!
SESとは?
まずは、SESとは?っていうとことから解説していきます。
System Enginnering Service(システムエンジニアリングサービス)の略です。
SESとは、エンド(クライアント)からのプロジェクトの要望に対し、エンジニア社員をエンドに配属し、プロジェクトを遂行していきます。
ふむふむ・・・。
で?
ということになると思うので、実際にどのような事業なのかご紹介していきたいと思います。
噛み砕いていうと、、、


「エンジニアが足りなくて困っている」エンドに、営業担当者が「該当スキルを持ったエンジニアを紹介する」というような流れです。
エンジニアを紹介して開発を手伝うことにより、開発プロジェクトを助けます。
ただ、エンジニアの提案に行きつくまでには、SESの営業活動を行っていく必要があるのです。
SES営業の基本的な流れ
まずは、SES営業の基本的な流れを記載していきたいと思います。
1.アポを取る
基本的には、メールや電話でのアポイントになります。
2.クライアントへ会社説明およびヒアリング
自社の会社説明と現在、走っているプロジェクトや新規プロジェクトなどのヒアリングを行います。
3.プロジェクトへ、エンジニアの提案
クライアントがプロジェクトに対し必要としているエンジニアを提案します。
4.顔合わせ(面談)の実施
プロジェクトに適しているエンジニアなのかを、クライアントに確認してもらいます。
5.契約書の取り交わし
顔合わせの結果、クライアントから承認を得たら、エンジニアが稼働する前に、NDA(秘密保持契約)および準委任(業務委託契約)の契約書の取り交わしを行います。
6.稼動開始!
といった一連の流れがSESの業務となります。
SESとは派遣の違い
あれ?
一連の流れを見ると、派遣となんらかわらないじゃん。と思うかもしれません。
しかし、両者には明確な違いがあります。
次に、SESと派遣の契約形態の違いを解説します。
SES
企業で雇用しているエンジニアをクライアント企業に常駐させて、技術を提供します。
指示系統はエンジニアを雇用している企業になります。
指示命令権は、SES企業にあります。
休日出勤・残業などの命令はクライアントにはできません。
メリットとしては、指揮命令がSES企業にあり、常駐先の企業の指示をすべて受ける必要はありません。
また、成果物に対して責任が少なく、時間によって報酬を請求できるというメリットもあります。
派遣
それに対し、派遣は、、、
指揮命令系統および指示系統はクライアント企業側になります。
派遣契約では、クライアント企業が指示命令権を持ちます。
そのため、残業などの指示はクライアント企業が出すことができます。
SESと派遣は似ているようで違う
このように、SESと派遣には大きな違いがあります。
これからSES営業を行おうと思っている方は、理解しておくのがベストです。
また、派遣業で働いた経験があり、「今まで派遣業で人材を扱っていたから楽勝!」と思われてる方は、つまづくと可能性が高い部分とも言えます。
SES営業はオススメ!
「これからIT業界でスキルアップしていきたい」と思っている人には、SES営業はオススメです。
さまざまな案件のプロジェクトにかかわることで、成長が実感できますし、最新のプログラミング言語などにも携わることが可能です。
先程、お話をしたSESと派遣の違いなども理解が深くなり、キャリアアップに繋がります。
まずは、SES営業としての基礎知識を学んでいくことをお勧めします。

