アニメーション作成ソフトウェア「Flash」
にゃんこ師匠
ミツオカにゃんこ師匠ミツオカにゃんこ師匠Flash からブームになって今に続くものも色々あるんじゃがな
ミツオカにゃんこ師匠某有名ゲームに似たゲームやシュールなオリジナルゲームなんかも沢山あった
ミツオカにゃんこ師匠ロゴの組み立てからAppleⅡのプログラミング
Flash の開発者ジョナサン・ゲイは1967年に生まれました。
ゲイは子供の頃はレゴが組み立てるのが大好き。
どのように組み立てていくのか考え、完成させていくことが楽しみで、それは設計することに変わり、建築家になることが夢になりました。
しかし10代になり AppleⅡ を手に入れたゲイは、自分がプログラムを書いたゲーム「Space Invaders クローン」の成功に手応えを感じ、すっかりAppleⅡに夢中になっていきました。
自分が設計した家はそんなにたくさん建てられないが、コンピュータではもっとたくさんのことを可能にすると実感したのでした。
始めはプログラミング言語を Basic で書いていましたが、Pascal に変えてグラフィックスにも挑戦しました。
チャーリージャクソンとの出会い
高校生になったゲイは相変わらず AppleⅡ でプログラミングする日々を送り、サイエンスフェアに応募し見事受賞することができました。
そしてゲイは発売してまもない Macintosh を手に入れ、父親とともにMacintoshユーザーグループへ参加しました。
そこには Macintosh 用のソフトウェア会社を始めたいと考えていたチャーリー・ジャクソンがいたのでした。
ゲイの父親は自分の息子がどんなにプログラミングが得意であるかジャクソンに語ります。
ジャクソンはちょうどプログラマーが不足していたので、ゲイをオファーしました。
しかしジャクソンはまだ高校生のゲイにそれほど期待はしていませんでした。
1984年、ジャクソンは Silicon Beach Software を設立し、ゲイは販売用のゲームを制作し始めました。
Dark Castleのヒット
最初に完成したのは白黒のシューティングゲーム「Airborne!」。
このゲームの完成後にゲイは高校を卒業し、カリフォルニア州クレアモントのハーベイ・マッド・カレッジに進学します。
大学に在学しながら、ゲームデザイナーのマーク・ピアースとともに次のゲームを制作しました。
この時、ゲイとピアースは離れた場所にいたため、ピアースがゲームのアニメーションを「VideoWorks」で作成し、フロッピーディスクに保存してゲイに郵送し、ゲイはそれを元にプログラミングしていきます。
ゲイは「Apple Lisa」を使用し、ピアースとリモートで打ちあわせしながらアセンブリ言語でゲームのプログラムを書きました。
そして1986年できたのがRPGゲーム「Dark Castle」です。
黒騎士を倒すため主人公が謎を解きながら冒険するゲームは、サウンドとグラフィックスが優れていて、多くのゲームファンを引き寄せヒット作となりました。
矢印操作キーとマウスを使用したゲームは今までにはありませんでしたが、操作性が良く受け入られました。
1987年には続編「Beyond Dark Castle」も公開され、Macintosh だけではなく、MS-DOS バージョンなども後に出るようになりました。
ゲイは3本のゲーム制作でアニメーションやサウンドの同期方法を学び、そのためには高速でレスポンスの速いソフトウェアが必要であると感じるのでした。
ゲイがゲーム制作後に取り組んだのは、グラフィックスソフトでした。
Super Paint
Silicon Beach Software は Macintosh用のグラフィックスソフト「Super Paint」を1986年開発していました。
Super Paint はビットマップとベクター両方の画像にも対応する初めてのグラフィックスソフトで、白黒でしか表示されませんでしたが、カラーでの印刷も可能でした。
ゲイは「Super Paint 2.0」の開発に加わり、PostScript スタイルの描画を追加させました。
「Super Paint 2.0」はフリーハンド機能も加わり、プラグインにより描画の表現が広がり、デザイナーを支援するソフトウェアでした。
IntelliDraw
大学卒業後はSilicon Beach Softwareで本格的に働き始め、「Super Paint」の上をいく「IntelliDraw」の開発に取り組みました。
「IntelliDraw」は C++ で書かれ、Macintosh や Windows に対応し、「Adobe Illustrator」や「Aldus Freehand」と対抗できるレベルまでのグラフィックスソフトとなりました。
この成功により、ゲイは今までの報酬で貯めてきたお金を元に会社を成立することを決断します。
タブレット型コンピュータグラフィックスソフト「SmartSkech」
Silicon Beach Software が Aldus に既に買収されたので、ゲイはジャクソンに声を掛け、「FutureWave Software」を1993年共同設立します。
フリーハンドが可能な「IntelliDraw」でしたが、マウスやキーボードの操作では、鉛筆やペンのように画像をスムーズに描くことが難しく、ペンで操作できるグラフィックスソフトの必要性をゲイは感じていました。
その頃タブレット型コンピュータの先駆けとなる「EOパーソナルコミュニケーター」が発売され、ペンで操作できるタブレット用のグラフィックスソフトの開発をプログラマーのロバート・タツミとともに取り組みます。
こうして完成した「SmartSketch」を販売しようとしたときに思わぬ事態に陥ります。
PenPointOS を作成していた「Go」が AT&T に買収され、その後タブレット型のコンピュータの売上が芳しくないため、業務が停止されてしまったのです。
これにより「SmartSkech」は市場を失い、ゲイたちの計画は頓挫してしまいました。
にゃんこ師匠同じ頃にAppleの「Newton」も発売されたが、どちらも苦戦したな
ミツオカにゃんこ師匠ミツオカにゃんこ師匠ミツオカWebアニメ作成ソフト「Flash」
ゲイはしかたなく、「SmartSkech」をMacintoshやWindows用に改良し販売しますが、「Adobe Illustrator」や「Aldus Freehand」との厳しい競争を強いられました。
FutureSplash Animatorの開発
1989年、World Wide Web が登場し、ゲイはこれから広まるWebに可能性を見出し、「SmartSkech」にWebアニメーション作成用の機能を追加するという意見もあり、これに取り組むことにしました。
その当時Webでアニメーションを表示するには Java しか方法がなく、通信速度も遅く、容量をできるだけ小さくしなければなりません。
その後Webブラウザの拡張機能である NetscapeプラグインAPI を発表し、パフォーマンスの問題をクリアしました。
しかし、資金繰りに苦労しながらの経営は大変で Adobe に技術を売り込むことまで考えました。
この計画は失敗してしまいますが、1996年5月ようやく「FutureSplash Animator」と名付けたソフトウェアの販売に漕ぎつけました。
9月にはマイクロソフトが興味を示し、MSNの立ち上げに「FutureSplash Animator」を取り入れることになり、ゲイたちは喜びに沸きます。
また、Disney Online も「FutureSplash Animator」を使用しDisney Daily Blast のアニメーションなどを作成するようになりました。
Disney Online は Macromedia Shockwave と関係があり、「FutureSplash Animator」とゲイたちの技術力に興味を持ちました。
1996年12月、Macromedia はゲイの会社を買収し「FutureSplash Animator」は「Macromedia Flash1.0」と生まれ変わりました。
の躍進
当時のインターネットは画像の表示に時間が掛かり、動画などはほとんど表示できない状態でした。
Webページを作成するデザイナーも表現が限られてしまい、悩みの種でした。
しかし、ベクター画像にすることで容量を小さくした「Flash」は、デザイナーの悩みを解消し、動きのあるデザイン性がアップしたWebページを可能にしたのでした。
他にはまだ同様のソフトウェアはなかったため、ホームページのイントロダクションや広告の作成などに、Flashは多く使用されるようになりました。
「Flash Player」をインストールすれば、ユーザーも「Flash」で作られたアニメーションを容易に見ることができ、「Flash」の人気は高まります。
そのうち個人でもアニメーションやゲームを作成してアップロードし、多くの人を楽しませました。
3人で始まった Flash は2000年頃には50人になり、バージョンアップが続けられ、ゲイは Macromedia の最高技術責任者までになるのでした。
の買収とジョブズの言葉
Macromedia は Adobe とグラフィックスソフトウェアのシェアを長く争っていましたが、2005年に Adobe が Macromedia を買収することで、終止符が打たれました。
それに伴いゲイも Macromedia を去ります。
そして、この頃から Flash の人気に陰りが出てきました。
インターネットのブロードバンド化により、YouTube へと次第に注目が集まっていくようになるのでした。
また Flash は、多くのハッカーの攻撃を受け、セキュリティの脆弱性がしばし問題視されていました。
Apple のスティーブ・ジョブスは「Flash」について、セキュリティや古い技術などと批判し、iPhone などの iOS には「Flash」を不採用。
この流れで Android などからも Flash は排除されてしまいます。
更に動画やオーディオの表示が可能となった HTML5 が発表されると、Flashの役目が終わり、2011年開発がついに終了してしました。
にゃんこ師匠ミツオカにゃんこ師匠Flashはそこが立ち遅れてしまったといえるな
その後のジョナサン・ゲイ
Macromedia を去ったゲイは2006年に新しい会社「Software as Art」を設立します。
「Software as Art」は「GreenBox」と名前を変え、家庭用のエネルギー管理ソリューションを開発します。
3年後には Silver Spring Networks に買収されてしまいますが、ゲイはエネルギー使用量の削減に投資することが経済的に魅力的なものになることを願っていました。
その後は IT から離れた生活をしばし送り、2013年には再び舞い戻りました。
にゃんこ師匠ミツオカにゃんこ師匠最初はオタクからしか受け入れられてなかったインターネットじゃが、Flash などがあったからこそ、子供から年寄りまで多くの人にインターネットが広まったと言えるな
ミツオカYouTubeでもネコちゃんの動画は人気だし、そろそろ師匠も楽しませる側に回って、お金ガッポリしましょうよ💰✨
にゃんこ師匠どうせしゃべるネコとかで、イジられて終わるだけだからやらん！
ミツオカ全面的に応援しますぜ…旦那🤑🤑
にゃんこ師匠ミツオカにゃんこ師匠
