Facebookの創業者「マーク・ザッカーバーグ」
マーク・ザッカーバーグとは
出典:wikipedia
この若者は、ただの若者ではありません!
マーク・ザッカーバーグは、言わずと知れた「Facebook」の共同創業者にして、会長兼CEOです。
日本でも、2010 年に「ソーシャル・ネットワーク」というタイトルで映画化されていたり、度々メディアでも紹介されるため、ご存知の方も多いと思います。
この、若者は、ハーバード大学在籍中に「Facebook」を立ち上げ、世界に改革を起こします。
Facebookの立ち上げ
「Facebook」は、今や約24億人ものユーザーを抱える世界最大規模の交流サイトになっています。
他のサイトと異なる一番の特徴は、実名でアカウント登録する点です。
今では、ビジネスにおける名刺代わりとして、また、交流関係を広げる出会いの場として、この利用されています。
SNSの広まり
「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」とは、登録された利用者同士が、Web上で交流できるコミュニティ型の会員制サービスです。
SNS という言葉が爆発的に広まったのは、彼が作った「Facebook」のおかげ、と言っても過言ではないでしょう。
本記事では、そんな若き鬼才、マーク・ザッカーバーグの素顔をご紹介します。
子供の頃からすでに神童
1984年、ザッカーバーグは、両親ともに医者(父は歯科医・母は精神科医)という裕福な家庭に産まれました。
プログラミングとの出会い
ザッカーバーグの父親の教育方針は独特でした。
「周囲に流されるのではなく、自分が本当にやりたいことを全力でやらせる」方針だったとか。
幼少時代、特にザッカーバーグの興味を引いたのは「プログラミング」でした。
父はそんな息子に惜しげもなくコンピューターを買い与え、なんとプログラミングの家庭教師までつけてしまったというのだから驚きです。
彼は、家庭教師がお手上げ状態になるほど、めきめきとプログラミングスキルを修得していきました。
幼少期に開発した作品
その後、自身の初の作品となる、歯科医の父をサポートするための受付業務システム「Zuck net」を開発します。
18歳の頃には、ユーザーの選ぶ音楽から曲の好みを割り出す「Synapse Media Player」を制作。
このソフト、なんとマイクロソフトから約 1 億円の買収金額を提示されました。
問題児だったハーバード時代
ハーバード大学に入学後も、彼の才能は衰えるどころか「少々やりすぎ?」というほど暴走していきました。
履修情報の共有サービス
入学後、ザッカーバーグは、まず「Coursematch」というソフトを開発します。
これは、同じ授業を履修している他の学生のリストを参照できるサービスです。
「どの学生がどの授業を履修しているか」が一目でわかるというものでした。
学生らしく、あると、かなり便利なソフトと言えますね。
女子学生の容姿を格付け
次に作ったのが、ハーバード在籍の女学生の容姿を格付けするという「Facemash.com」。
女性の写真を2枚並べ、どちらがより「Hot」かを投票するという機能を提供しました。
いかにも問題になりそうなこのサイトは、案の定、大学内で批判を浴びました。
その結果、たった4時間でクローズされるという憂き目に遭っています。
女子学生たちからの批判に加え、あろうことか女子学生たちの画像を無許可で使用していたことも問題になりました。
さらには、ハーバード大学のコンピューターシステムをパンク寸前にまで追い込んだことで、ザッカーバーグは大学から保護観察処分を受けてしまいます。
しかし、この「Facemash.com」が、後の「Facebook」誕生のヒントとなるのですから、人生分からないものです。
アイデアを盗んで我が物に ~Facebookの誕生~
ハーバード大学のエリート兄弟とも称される、ボート部所属の「ウィンクルボス兄弟」。
彼らには、SNSのアイデアはありましたが、それを形にするスキルがありませんでした。
そこで二人は、「学内の問題児」であるザッカーバーグに「学生専用SNSを作らないか」と持ちかけます。
これをザッカーバーグは了承し、ソフト作成に取りかかる中で Facebook のアイデアを思いつきました。
そこで彼は、なんと兄弟に内緒で「Thefacebook.com」を完成させ、勝手に発表するという暴挙に出たのです。
Facebookの快進撃
1ヶ月で1万ユーザー
この「Thefacebook.com」は、サービス開始から 1 か月でユーザー数 1 万人を突破し、爆発的な人気を見せ始めます。
とはいえ、ザッカーバーグの快進撃はここで終わりません。
アメリカから世界へ
ザッカーバーグは、「Thefacebook.com」の成功に自信をつけます。
彼はその会員を
ハーバード大学 → ボストン地域の大学 → アイビーリーグ 7 校 → スタンフォード大学
と広げていきます。
そして、2006年には、アメリカを飛び出し全世界へと Facebook の裾野を広げていったのです。
ウィンクルボス兄弟との訴訟
しかし、ウィンクルボス兄弟からすれば、寝耳に水でした。
自分たちのアイデアが盗まれたことに激怒し、この兄弟はザッカーバーグを正式に訴えました。
ザッカーバーグは、二人に 6500 万ドルの訴訟和解金を支払ったと言います。
Facebook の月間アクティブユーザー数 26 億人超(2020 年 7 月現在)を獲得する代償としては、高すぎる対価でした。
ザッカーバーグの理念
彼は、後にこう述べています。
Facebook was not originally created to be a company. It was built to accomplish a social mission, to make the world more open and connected.
Facebookは、会社にするために作られたものではない。世界をオープンで、より繋がったものにするという社会的ミッション達成のために作られた。
ハーバード大学中退後
ザッカーバーグは、「Thefacebook.com」を立ち上げた後に1年休学し、その後2004年にはハーバード大学を中退しています。
ハーバード大学から学位を授与
そんな彼ですが、2017年には同校の卒業式でスピーチを任されることになりました。
こうしてザッカーバーグは、中退したハーバードの学位を「名誉博士号」という形で、実に13年ぶりに得ることとなるのです。
さいごに
若くして、億万長者になったマーク・ザッカーバーグ。
アイデア1つで急激に成功を収めた彼でしたが、まだ若いですが、波乱万丈の人生と言えると思います。
Change starts local. Even global change starts small with people like us.
変化というのは、身近な場所から始まる。世界的な変化だって、私たちのような小さな存在から始まる。
彼はこのような名言を残しました。
面白半分で作ったSNSが、世界を大きく変えてしまった。
そんな彼だから言えた言葉といえるでしょう!
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