プログラミング言語と言えばJava!ジャワ!?
以前はこればかりじゃった…
ベーシックで飽きが来ず、わたしもこればかりでした!
今日は珍しく分かってるでないか!!
エンジニアの圧倒的な支持率とシェア率を誇る「Java」とは?
プログラミング言語の1つである「Java」。
まずは、Java の基本的な事項から特徴までをさらっと見ていきましょう!
高い人気と需要がある
こちらのページは、プログラミング言語の人気を示す指標であるTIOBE INDEXのチャートです。
2002年から現在にいたるまでの各プログラミング言語の人気度を表しています。
Java(黄緑色)は、トップクラスの人気を維持していることが分かりますね。
また、検索大手の Google 社が 「C++」「Python」とともに「Java」を開発の三大言語としているほど、Java はエンジニアから根強い需要があります。
オブジェクト指向
Javaは、オブジェクト指向の言語です。
ここでは詳しく説明しませんが、オブジェクト指向の言語を使うことで、これまでに作成したコードを効率よく活かしたり、大規模なシステムを効率よく管理することができます。
Write once, Run anywhere
Write once,Run anywhere
(一度書けば、どこでも動く)
これは Java の根底にある思想で、開発環境によらずプログラムを動かせるということを意味します。
例えば、Java で書いたプログラムを Windows でも Unix でも動かすことができます。
Javaで開発できるもの
Javaで開発できるものは、次のようにたくさんあります。
- Androidアプリ
- Webサービス
- Webサイト
- 家電製品
- デスクトップアプリ
- 業務系システム
Javaの生みの親はジェームズ・ゴスリン
Javaの概要に軽く触れたところで、さて本題!
Javaの生みの親であるジェームズ・ゴスリンについてです。
彼は、1955年5月19日にカナダで生まれたコンピューター科学者で、コンピューターサイエンス界に多大な影響を与えた人物の1人で「Dr. Java」の異名を持っています。
ゴスリンの学生時代
Javaのアプローチの起源は、ゴスリンの大学院生時代にまで遡ります。
ゴスリンは学生時代からコンピュータと馴染みがあったようです。
例えば、高校時代衛星からのデータを分析するためのソフトウェアの一部を書いたり、博士号を取りながらゴスリンイーマック(ゴスマック)と呼ばれる Emacs のバージョンを書いたりしたそうです。
他にも、大学時代にUnixのマルチプロセッサバージョンを構築したり、いくつかのコンパイラとメールシステムを開発しました。
ゴスリンは、研究室で起きた問題を「あちこちに分散したプログラムを常に同じ仮想マシンで実行する」という発想で解決しました。
サン・マイクロシステム時代にJava開発
ゴスリンは、カルガリー大学で学士号を、カーネギーメロン大学で MA と博士号を取得した後、1984年から2010年の間、サン・マイクロシステムズ社にいました。
サンマイクロシステムズは、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララに本社を置く、コンピューターの製造・ソフトウェア開発・ITサービス企業です。
1970年代後半から1980年代初頭にかけて生産されたコンピュータである PERQ からソフトウェアを移植するプログラムを書いていたときのこと。
彼は、大学院時代に得た発想と同様なアプローチをしていたとき Java仮想マシン(VM) のアイデアを得ました。
この功績が認められ彼は、全米技術アカデミーの外国人準会員に選出されたのでした。
現在に至るまで
そして、2006年から2010年まで、サンマイクロシステムズの副社長と開発者製品グループの最高技術責任者 (CTO) を務めていました。
しかし、サン・マイクロシステムズが「オラクル社」に買収。
そして、「オラクル社」との揉め、しばらくして退職しました。
その後、2011年3月彼は「グーグル」に入社しました。
しかし半年後、同僚の後を追って、新興企業「リキッドロボティクス」に入社し、主任ソフトウェア設計者に就任しました。
2016年後半、「リキッド・ロボティクス」が「ボーイング」に買収されたのを機に退社し、2017年5月に上級技術者として「Amazon Web Services」に入社しました。
そして現在、彼は「ライトベンド」の顧問、「ジェラスティック」の独立取締役、「ユーカリプタス」の戦略顧問を務めています。
さいごに
Javaの開発者会議「JavaOne」の第1回目の基調講演でゴスリンは「“Keep it simple(シンプルであることを保て)”が開発チームのマントラだった」と述べています。
少ない労力で最大の成果を出すように試行錯誤する開発者らしくて、とても洗練された言葉です。
ゴスリンのオフィスには、お気に入りの無理数√2の最初の1,000桁の数字が額に入れて飾られています。
彼は、未知のものを証明することが好きなのです。
ゴスリンにより開発されたJavaは、今もなお人気や需要上位のプログラミング言語として多くのプログラマーに利用されています。
ゴスリンの未知なるものを証明しようとする好奇心やチャレンジ精神、シンプルさの追求といった信念がJavaとなり、そのJavaを使って便利なサービスやシステムが次々に開発されていくと思うと感慨深いものです。
プログラミング言語1つとっても、ストーリーがあるのじゃ!
師匠は嬉しいぞ!
早速、WEBでもアプリでも、なにか作ってみるのじゃ!!
今日は、リンゴとシナモン入れて本格派で作ってみたいと思います!