AWS Cloud QuestのCloud Practitioner編をやったので、感想をまとめてみる
IT技術
概要
AWS Cloud QuestのCloud Practitioner編を完走しました。
とても楽しく勉強になったので、触ってみた感想をまとめてみます。
ざっくり要約
- 学習専用のAWSコンソールを触れるので、手を動かしながら学べる体験がとても良い
- 12のコースに分かれており、それぞれのコースでEC2やVPCなど特定の目的に沿った課題が与えられるので、ちょうどいいペースで学習できる
- 学習教材として動画も提供されているが、テキスト派の人にも良さそうな資料があるので、別途学習できそう
Cloud Questとは
Cloud Questはゲーム形式でAWSが学べるコンテンツです。
Cloud Practitioner編は日本語版もあり、無料で遊ぶことができます。
英語版も平易な単語が使われているので、ドキュメントを読む練習と思って触ってみるのもよいかもしれません。
ゲームの概要
ゲームは街の中でキャラクターを操作し、街の人が抱えている課題を解決することで進行します。課題別にVPCやEC2など扱うテーマが異なっており、Cloud Practitioner編は全12のコースで構成されています。
また、ペットや建物など、箱庭っぽい要素もあります。
学習形式
ゲームを通じてどうやってAWSを学べるのか気になるところです。
Cloud Questはいくつかのコースを単位に学習していくので、ここでは一連の流れを簡単に見ておきます。
動画学習
最初にネットワークやEC2など、学習したいコースを選択します。
すると、解決したい課題が構成図とあわせて与えられるので、課題解決に必要な技術を習得することを目指して、学びを深めていきます。
Cloud Questでは、学習用の教材として動画コンテンツを提供してくれています。
テーマごとに数分の動画にまとまっているので、ちょっとずつ学ぶこともできます。
サービス別資料
個人的に動画よりもドキュメントや書籍の方が頭に入りやすかったので、Cloud Questが提供するアプローチとは少し角度を変えて学んでいきました。
具体的には、サービス別資料を参考資料としていました。
例えばVPCを学習するタイミングになったら、PDFの資料に目を通しておきました。
ほとんどのコースでサービス別資料を参考にしていましたが、とくに詰まることなくコースを進めることができました。
Cloud Questから少し離れているような気もしますが、後述するラボ環境が学習の肝なので、知識を習得するフェーズは自分に合ったやり方が良さそうでした。
ラボ環境
コースを進める上で必要な知識を学習したら、実際に手を動かしながら課題を解決していきます。
Cloud Questでは、手を動かすフェーズにてラボ環境と呼ばれる素晴らしい環境を提供してくれています。
具体的には、ゲーム画面からいつものコンソール画面を起動することができます。
この環境はよほど本筋から逸れたことをしない限りは、何をしてもよいので安心安全な気持ちでAWSの機能を試すことができます。
書籍やドキュメントだけだと経験が身に付かず、個人のAWS環境では何から手をつけたら良いかわからない…。
そんなときに、Cloud Questはとても良い体験を提供してくれました。
解決したい課題に絞ってゴールが明確にされているので、たくさんの機能を持つAWSコンソールでも迷子にならず理解を深めることができます。
また、マルチAZなど個人で触る範囲では中々関わる機会が薄い機能も手を動かしながら学べるので、幅広い機能に触れることができます。
実際に手を動かす経験を積むことで、Cloud Questをやった後は少しだけAWSと仲良くなれたように感じました。
いつやるか
公式サイトでは、前提知識なしに始められると銘打っています。
実際に、AWSのことをもっと理解したいと思ったら、ぜひ始めた方が良いと思いました。
ただ、幅広いテーマを扱うので、用語や概念で混乱してきたら『図解即戦力シリーズ』などで全体像を掴んでおくと良いかもしれません。
どうやって学ぶか
所要時間
公式では想定所要時間は12時間となっていました。
細切れに学習していましたが、大体そのぐらいに収まったと思います。
12のコースに分かれているので、1コース約1時間ぐらいのペースになりそうです。
コースの途中で止めると中途半端になりがちだったので、1コースやり切ってから中断。といった感じで学んでいくと続けやすいかもしれません。
コース選び
前述の通り、Cloud Practitioner編は12のコースに分かれています。
それぞれが概ね独立したテーマを扱っているので、興味を持ったコースをつまみ食いするだけでも知識を広げることができます。
ですが、すべてのコースを学び終えると、図のようなかっこいいバッジがもらえます。
いくつかのコースは前提のコースがあったりするので、ひとまずすべてのコースを満遍なく触れておくのが良さそうです。
コースを網羅すればAWSのリソースを満遍なくカバーした知識が身に付くはずです。
感想
AWSの理解を深めるのに良い取っ掛かりが欲しかったので、ゲーム感覚で手を動かしながら
学べるCloud Questはまさにうってつけのサービスでした。
Solutions Architect編以降は有料にはなりますが、Cloud Questで学ぶやり方が合っていそうだと感じたので、課金して手を出してみたいです(:
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