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  • 応用情報技術者試験のミニマムな勉強法

    はじめに

    今年も応用情報技術者試験がありましたね。

    私も1年前に受験したことを思い出したので、その時の勉強法について書いていきたいと思います。

    (一応ちゃんと合格しました)

    応用情報に挑戦したい、でも業務やその他諸々あって中々時間が取れない!

    と言う人も多いかと思います。

    そんな人に向けて、私が実践したミニマムな勉強法を紹介していこうと思います。

    目次

    • 応用情報の勉強方式
    • 午前試験の勉強法方
    • 午後試験の勉強法方
    • 試験でのペース配分

    応用情報の試験方式

    ミニマムな勉強時間で試験に挑むにあたって、闇雲に戦っては絶対に勝てません。

    まずは試験方式を把握するところから始めましょう。

    応用情報は筆記試験です。

    午前試験と午後試験とで分かれており、それぞれ形式が違います。

    それぞれ以下のような形式となっています。

    • 午前試験
      • 試験時間:150分
      • 出題形式:4択問題(マーク式)
      • 出題数・解答数:出題80問、解答80問
      • 合格点:60点
    • 午後試験
      • 試験時間:150分
      • 出題形式:記述式
      • 出題数・解答数:出題11問・解答5問
      • 合格点:60点

    午前と午後両方で60点を取らなければなりません。ちなみに午前だけ合格したら次回は午前免除とかもないのです。

    このように午前と午後の試験で形式も違うので勉強法も変わってきます。

    それではそれぞれの学習の仕方を書いていきます。

    午前試験の勉強法

    午前試験は前述した通り4択問題が80問です。

    それぞれの問題で関連性があるわけでもなく完全に一問一答であり、文字数もそこまで多くないので問題としては楽な方だと思います。

    ただし試験範囲が広く、いろんな問題が出るので幅広い知識が問われます。

    が、実際には過去問と全く同じ問題が出題されることもかなり多く、数をこなしてしまえば思ったよりスラスラ解けるようになります。

    計算問題でも解答の選択肢まで全く同じ問題が出ることもあります。(現に私が受験した時は、載ってる図形も数値も解答の選択肢も過去問と全く同じ問題が出て計算せず正解しちゃいました。)

    なので午前試験の勉強法としては、基本的には過去問をひたすら解きまくるといった方法を取ります。

    以下学習の具体順序を書いていきます。

    1.参考書で基礎知識を身につける

    過去問をひたすら解くといっても、最低限の基礎知識がなくてはいけません。

    なので私はキタミ式の応用情報技術者を一通り読んで学習しました。

    教材はなんでもいいと思いますが、キタミ式は図での説明や適宜練習問題も載っているので非常にわかりやすかったです。

    余裕があれば参考書2周するのもありですが、私は1周だけにしました。

    2.ひたすら過去問を解きまくる

    下準備ができたら過去問を解きまくりましょう。

    私は過去問道場というサイトでひたすらに過去問を解きまくりました。

    先ほども述べましたが、応用の午前試験は過去問がそのまま出ることが多いです。

    どれだけ過去問を解いたかが合否に直結すると言っても過言ではありません。

    ひたすら解きまくりましょう。

    午後試験の勉強法

    午後試験は午前試験と違ってしっかり戦略を立てて勉強する必要があります。

    というのも午後試験は選択問題であり、選択必須の1問+10問中4問選択という形式だからです。

    具体的には以下のような形です。

    1. 情報セキュリティ(必須)
    2. 経営戦略
    3. プログラミング
    4. システムアーキテクチャ
    5. ネットワーク
    6. データベース
    7. 組込みシステム開発
    8. 情報システム開発
    9. プロジェクトマネジメント
    10. サービスマネジメント
    11. システム監査

    ミニマム学習をするにあたって本番で解かない問題に時間を割きたくないですよね。

    また試験本番で「どれにしようかな」なんて考えるのは時間も脳のリソースも勿体無いです。

    なのでまずやるべきはどの問題を選択するかを決めることです。

    1.どの問題を選択するのか決める

    「情報セキュリティ」は必須選択なので逃げることはできません。その他の10問から選択していきます。

    試験本番では10問中4問選択すればいいのですが、勉強するにおいては保険でもう一つくらい選んで少し勉強しておくことをおすすめします。それぞれの問題で毎回難易度がバラバラだからです。

    私も本命の4問+保険の1問を選んで勉強しました。

    4つに絞って勉強したが、試験当日そのうち一つが極端に難化していたということもあり得ます。

    (ちなみに私はこの保険の1問勉強してなかったら落ちてましたw)

    問題を選択するにあたって、一番いいのは一通りチャレンジしてみて手応えのある問題を選択することです。

    この時問題を解く時間はそこまで意識しなくていいです。

    午後試験は150分で5問解くので1問あたり30分の計算ですがここではあくまでどの問題を選ぶのかが目的なので、そこまで時間を意識せず手応えを確認することに重きを置きましょう。

    2.過去問を最低3回分は解く

    どの問題を選択するかを決めたら、その問題の過去問を最低でも3回分は解きましょう。午前試験の時に触れた「過去問道場」に午後試験の問題もあるので私はそれを使って勉強しました。

    午前試験と違い、過去問がそのまま出るようなことは基本ありません。

    しかし問題形式に慣れる、傾向を掴むと言った意味でも最低3回分は解いておきましょう。

    ここでは時間配分も意識して1問30分以内で解くことを目標にしましょう。

    試験でのペース配分

    午前試験

    午前試験は150分で80問なので、単純計算だと一問あたり112.5秒(2分ないくらい)です。ですがあまりこの数字に捉われないようにしましょう。

    午前試験の勉強法の時にも述べたとおり、過去問がそのまま出るパターンが結構あります。そう言った問題は文章流し読みしても正解できるので秒で解答しましょう。

    計算問題のように多少時間をかければ絶対に正解できるような問題もあるのでここでは少し長めに時間を使って大丈夫です。

    わかる問題はさっさと解いて計算問題等に時間を使うと言った方針でいけば、過去問を十分解いていれば時間が足りなくなるということはありません。

    午後試験

    午後試験は150分で5問なので1問あたり30分です。午後試験に関してはこの30分を厳守するようにしたいです。

    問題文も長めですし、問題によっては計算したりコードやクエリを書いたりするので時間は結構キツキツです。

    また問題を解き始める前にその問題文全体をサラッと眺めましょう。この時やばいかもと思ったら、保険で勉強しておいた問題に選び直しましょう。

    時間を使い果たして気がついても遅いので、、、

    終わりに

    応用情報技術者試験にミニマムな勉強時間で合格する方法について書きました。

    皆さんが受験する時に参考にしてもらえたらいいなと思います。

    ちなみに合格発表されると点数も一緒に確認できるのですが私は

    午前試験:62.50点

    午後試験:62.00点

    でした、点数もミニマムでしたが合格は合格です!!

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