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Web‌の‌登‌場‌で‌世‌の‌中‌の‌何‌が‌変‌わっ‌た‌の‌か?‌印‌刷‌業‌界‌の‌危‌機?!‌

Web‌の‌登‌場‌で‌世‌の‌中‌の‌何‌が‌変‌わっ‌た‌の‌か?

にゃんこ師匠にゃんこ師匠
インターネットが普及して20年以上くらいになるかのー
ミツオカミツオカ
たしかにその位になるんですかねー!
にゃんこ師匠にゃんこ師匠
そのWebの台頭によって、大きな影響を受けた業界があるのを知っておるか?
ミツオカミツオカ
ん~なんでしょう…出版物関連ですかね?
にゃんこ師匠にゃんこ師匠
おー!そうじゃ!「印刷業界」じゃな!
ミツオカミツオカ
なんとなくは想像できるのですが、具体的にどんな所に影響があったんですかね?
にゃんこ師匠にゃんこ師匠
そうじゃな~、どこら辺が変わったかを、互いの特徴を比較するかの。そしてWebと紙媒体の未来を考察してみるか!

Webの台頭で印刷業界の何が変わったの?

Webが一般的になったことで、これまで印刷していたものがWebにとって代わりました。

では一体、印刷業界で何が変化したのでしょうか?

グラフィックデザイナーがWebデザイナーへ

「グラフィックデザイナー」とは、パンフレットやチラシといった紙に印刷する紙媒体をデザインします。

一方、「Webデザイナー」は、ホームページや LP といったオンラインでの媒体をデザインします。

Web が登場し、一気に普及したことで、各企業はホームページを作るようになりました。

逆に、従来あった会社案内などのパンフレットを作らない傾向になりました。パンフレットを作らない会社が増えました

そこで、仕事を得るためにグラフィックデザイナーは、Webデザイナーへと転身したのです。

どちらも、Illustrator や Photoshop といったグラフィックソフトを使います。

その大きな違いは「印刷の知識が必要」か、「コーディングの知識が必要」かということです。

今では、印刷知識のあるデザイナーが減りつつあると言えるでしょう。

ライターは兼任できるが集客責任に差がある

キャッチコピーや文章を書くライターも、Webの登場によって役割が大きく変化しました。

「書く」という技術は、紙媒体でもWebでも兼用できますが、書いた文章に対するライターの集客責任に大きな差があるのです。

例えば、紙媒体であるチラシを数千枚印刷して配布したとします。

集客や購入に繋がらなくても、コピーを書いたライターに集客への責任は生じません。

ところが、Webにおける記事の場合、ページビュー(PV)がハッキリと数字で表れるため、ライター自身の集客力が問われることになってしまいます。

にゃんこ師匠にゃんこ師匠
つまり、ライターに集客責任が生じるので、文章力に加えて「SEO対策」や「情報拡散力」が必要になったのじゃ
ミツオカミツオカ
数字としてはっきり形が出るから、より責任が大きくなったというわけですね!

紙媒体の特徴とメリットは?

紙媒体が減ったとはいえ、なくならない理由があります。

メディアとして生き残っていくヒントがありますので、紙媒体の特徴とメリットを見てみましょう。

情報の見やすさと一覧性

辞書や書籍など、情報量が多いものほど紙媒体が適しています。

検索機能を使えば、電子媒体の方が探すのは速いのですが、「閲覧する」「読み飛ばす」という意味では、紙媒体に分があります。

また、紙媒体には、必要な情報を1枚の紙で見ることができる「一覧性」があります。

情報量が多いほど、スクロールしなければ見られないWeb媒体は、一覧性に欠けてしまうのです。

物質としての特別感

印刷物は、紙や印刷方法によってさまざまな演出が可能です。

チラシのように薄い紙で大量な広告を撒くこともできますが、高級感を演出することによって、もらった人への特別感を演出することもできます。

バースデーカードなどのように「とっておきたい」と思わせる、物質的な側面があるのが紙媒体の特徴であり、強みとも言えるでしょう。

媒体の種類が豊富でターゲットに発信しやすい

紙媒体には、「雑誌」「新聞広告」「折込」「ポスター」「フリーペーパー」「ポスティング」「DM」といった、媒体の種類が多いのが特徴です。

つまり、ターゲットを絞りやすく、狙ったターゲットにマッチした媒体を選びやすいのです。

しかも、自分で検索するという行為が必要なWebに比べ、こちらから情報を届けられるという強みもあります。

にゃんこ師匠にゃんこ師匠
そういった経緯で、ミツオカに、「モノ」として残るバースデーカードを送ったのじゃ!
ミツオカミツオカ
あ、すいません。それ捨てました

Webの特徴とメリットは?

Webの歴史はまだ浅いですが、その特徴とメリットはどのようなものでしょうか?

紙媒体と比較しながら見ていきましょう。

後から修正が効く

紙媒体は、一度印刷してしまうと後から修正ができませんが、Webはいつでも後から修正することができます

また、Webならインターネットで公開した後、反応を見ながら内容を変えることもできます。

ここが紙媒体と大きな違いであり、有利な点です。

出版業界では当たり前の「校正」を専門に行う人がWeb業界にはほとんど見当たらないのも、こうした特徴があるからでしょう。

データが取りやすい

Web媒体では、アクセス数やページごとのビュー件数が明確にわかるため、データが取りやすいという特徴があります

それだけに、広告主に対しては責任も重大となり、制作物の優劣がつきやすくなります。

また、集めたデータは、今後の制作に活かすことができるので、マーケティングという意味ではWeb媒体に強みがあります。

情報量に制限がなく、増やしていける

紙媒体であれば、ページ数やスペースが限られており、掲載できる情報量が決まってしまいます。

ところが、Web媒体はページ数に制限がなく、後からでも増やすことが可能です。

ひとつのWebサイトに、毎日情報を更新することができるので、いつも最新の情報を届けることができるのも、紙媒体にはないメリットです。

にゃんこ師匠にゃんこ師匠
さらに、SNSの普及によって誰でも気軽に参加しやすいということもあり、情報の多さではWeb媒体に軍配があがるな!
ミツオカミツオカ
たしかに、SNSのようなことは、印刷物ではかなり厳しいかもですねー

Webと紙媒体、これからどう棲み分ける?

Webと紙媒体のそれぞれのメリットが分かったところで、

この先どのように使い分けたら良いのかについて考えてみましょう。

情報を届けたいターゲットを分析して使い分ける

「紙媒体」と「Web媒体」の得意なポイントは違います。

ターゲットによっては、紙媒体が効果的であったり、逆にWeb媒体が向いていることもあります。

まずは、届けたい情報を整理してターゲットを絞り、どの媒体を使い、どのような内容にすれば有効に情報が届けられるのかを考える必要があります。

  1. 届けたい情報を整理
  2. ターゲットを絞つ
  3. どの媒体を使うのが効果的か考える
  4. 媒体を活かした内容を考える

どちらかだけが生き残るのではなく、うまくメディアミックスして使い分けていくことが重要だと考えます。

将来は、今のシニア層もWeb媒体を使い慣れた年齢層となっていきます。

「Web媒体での仕掛け」や「紙媒体とのコラボレーション」も、まだまだ進化の余地がありそうです。

検索されるメディアと届けるメディア

Web媒体は、読者が検索してたどり着くメディアです。

紙媒体は、発信したい人がターゲットに向けて送ることができます。

つまり、Webは受動的、紙媒体は能動的であるといえます。

このことから、Web媒体に必要なスキルが何かというと、SEO対策をしっかり行って「選ばれるWebサイトになること」です。

にゃんこ師匠にゃんこ師匠
検索エンジンも日々進化しておるから、SEO対策も勉強し続けなければいかんな
ミツオカミツオカ
移り気なユーザーをしっかりつなぎ止める仕掛けが、Web媒体が成功できる鍵と言えるえるかもしれませんね!

さいごに

にゃんこ師匠にゃんこ師匠
Web媒体が登場したことによって、印刷業界にも大きな変化があったのじゃ
ミツオカミツオカ
変化といっても、片方に悪い影響が出てるのではなくて、さらに伸ばせるいい側面もありましたね!
にゃんこ師匠にゃんこ師匠
そうじゃな!どちらにも相手にはないメリットがある!うまくメディアミックスしていくことが、今後も両方が発展できるポイントかもしれんの!
ミツオカミツオカ
20年でここまで発展したWebの未来に、ワクワクしますね!

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