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  • 【ピーターティール】Paypal創業者は影でアメリカを操るエリート!?

    メディアチームメディアチーム
    2020.10.07

    ITエンタメ

    Paypalって使ってる?

    にゃんこ師匠にゃんこ師匠
    電子決済サービスも、大分浸透してきたのー。ミツオカも使っておるか?
    ミツオカミツオカ
    使ってますよー!財布持ち歩かないで済むから楽で助かります
    にゃんこ師匠にゃんこ師匠
    そうじゃな!ちなみに決済サービスで「Paypal」って知っておるか?
    ミツオカミツオカ
    知ってます!日本ではそこまで…ですが、世界で見ればダントツのシェアを誇るサービスですよね!
    にゃんこ師匠にゃんこ師匠
    そうじゃ!今回はそんな「Paypal」の創業者「ピーター・ティール」について紹介しようと思うぞ!

    ピーターティールってどんな人?

    ピーターティールは、電子決済サービス Paypal の創業者

    優秀なアメリカの起業家でありながら、投資家という顔も持っています。

    そんなピーターティールは、「Paypal マフィアのドン」とも言われ、シリコンバレーや政治界においても、非常に強い影響力を持つことでも有名。

    あのドナルド・トランプ大統領とも、深い交流があるのです。

    今回は、ミステリアスな一面もあるピーターティールについて、彼の歴史から人物像を紐解いていきたいと思います!

    成績はオールA!?ピーターティールの生い立ち

    リバタリアンで、争いを好まないピーターティール。

    そんな彼の性格は、幼少期の体験から、強い影響を受けています。

    転校を繰り返した幼少期

    ピーターティールは、1967年10月11日に、西ドイツのフランクフルト・アム・マインで生まれます。

    父クラウスは、科学技術者として働いていました。

    父が、その後に鉱山の開発会社へ転職したことで、転勤を繰り返すようになります。

    そのため、1歳でアメリカのオハイオ州クリーブランドへ移住するも、転勤のたびに各地を転々とする生活…

    合計7度の転校を繰り返しますが、1977年に、やっとでカリフォルニア州サンマテオ郡フォスターシティに定住。

    しかし、転校先の学校がルールに厳しく、少しのミスで先生から怒られる日々を経験をします。

    決まりごとに疑問を持ったピータティールは、「画一性」や「規律」を毛嫌いする性格になっていきました。

    チェスにのめりこんだ少年時代

    数学的で論理的思考を持っていたピーターティールは、6歳でチェスを始めます。

    彼はすぐに才能を発揮し、13歳未満のアメリカ人チェス選手として、7位にランクインするほどの実力をつけました。

    また、勉強でも「数学」が非常に得意なピーターティール。

    数学テストの成績は、カルフォルニア州1位をとるほどでした。

    しかし、チェスと勉強の両方の成績にこだわるあまり、「強迫観念」に襲われてしまいます。

    後に、ピーターティールは、

    競争で勝つことばかり考えているのは不健全だった。良い成績を上げる代わりに影で多くの犠牲を払った。

    と語っています。

    超秀才でハーバードにも合格

    その後は、高校に進学し、成績はオール A で卒業。

    卒業式では総代を務め、出願した全ての大学から合格通知が届く超優秀ぶり。

    その中には、あの有名なハーバード大学も含まれています。

    ところが、競争や争いごとが嫌いなピーターティールは、ハーバード大学に進学しませんでした。

    家の近くにあった、スタンフォード大学へ進学を決めたのです。

    スタンフォード大学にてリードホフマンとの出会い

    ピーターティールは、スタンフォード大学へ入学すると、かねてから興味のあった「哲学」を専攻します。

    大学では、後の Linkedln 創業者であるリードホフマンと出会い、哲学について議論を重ねる日々。

    この頃は、弁護士や法律家を目指していたため、在学中に「Bachelor of Arts」を取得。

    卒業後は、スタンフォード・ロー・スクールへ進学します。

    そして、1992年に法務博士号を取得したのでした。

    ミツオカミツオカ
    非の打ちどころのないエリートですね!でも…「競争や争いごとが嫌い」なのに弁護士や法律家を目指すのですね
    にゃんこ師匠にゃんこ師匠
    そうなのじゃ。そこらへん、どうなったか見ていこう!

    7カ月で退職!?繰り返す転職…競争社会に嫌気

    かなり秀才だったピーターティールですが、エリート故に、嫌いであった競争社会へ巻き込まれていきます…

    競争嫌いから仕事を変える

    ロー・スクールを卒業後、合衆国控訴裁判所の法務事務官になるも、たったの1年で辞めてしまいます

    その後は、1000万円の給料を条件に、ニューヨークにある大手法律事務所へ勤務しました。

    しかし、ここもわずか7か月で退社。

    退社した理由にピーターティールは、

    週80時間の激務に加え、仕事に卓越した価値を見出せなかった

    と、後に語っています。

    法律事務所を去ったピーターティールは、欧州系投資銀行で通貨オプショントレーダーとして勤務。

    しかし、お金持ち達の「不毛な争い」や「無駄なプライド」に嫌気が差し、これも3年で退職となったのでした。

    ティール・キャピタル・マネジメントを設立

    ピーターティールは、友人や家族から資金提供を受けて、「ティール・キャピタル・マネジメント」を設立。

    ティール・キャピタル・マネジメントは、ベンチャーキャピタル等で、投資をおこなう会社です。

    早速、友人の会社に1000万円を投じるも、あえなく失敗…

    その友人は後に、ピーターティールに「マックスレフチン」という男を紹介しました。

    その出会いが、Paypal の前身「コンフィティ」を生むキッカケとなったわけです!

    友人と共にコンフィニティを設立

    当時、Windows がブームとなり、インターネットビジネスで起業を考えていたピーターティール。

    そんな彼は、「電子決済機能」に目を付けます。

    そして、1998年にマックスレフチンと友人の3人で、コンフィニティを共同設立したのです。

    ちなみにコンフィニティとは、信頼を意味する「Confidence」と、無限性を意味する「infinity」を組み合わせた造語です。

    にゃんこ師匠にゃんこ師匠
    といった感じで、根底に「競争や争いごとが嫌い」というのがあるから、やはり仕事を変えてしまったのじゃな
    ミツオカミツオカ
    でも、いよいよ「Paypal」につながる会社でてきましたね!ここからの展開楽しみです!

    Paypalを創業!が、バトル勃発!

    コンフィニティは、1999年にブランド名を正式に変更し、「Paypal」となります。

    そして、たった数か月で、100万人以上のユーザーを突破するほど、急成長していったのです。

    Paypalにライバルが現れる

    電子決済企業では、既に敵なしの独占状態だった Paypal でしたが、そこにイーロンマスク率いる「X.com」が現れます。

    X.com は、Paypal と同様に、電子決済サービスをおこなう会社でした。

    銀行免許を持っていたため、希望するユーザーには、本物の銀行口座を提供していったのです。

    さらに X.com は、Paypal のおこなったサービスを、ことごとくコピーしていきました。

    ここから、電子決済市場の奪い合いが勃発したわけです。

    X.comと合併

    ピーターティールは、プラットフォーム市場で、複数の勝者はいないと知っていました。

    また、「ムダな競争は誰にもメリットがない」と考えました。

    そして、なんと2000年にライバルであった X.com と手を組みます

    強大なライバルが味方になり、銀行免許も取得でき、Paypal にとっても大きなメリットとなったのです。

    社内分裂により退社するも戻ってくる

    Paypal 社員の中には、X.com の吸収合併だと考える人も多く、社内に亀裂が生まれました。

    さらにイーロンマスクとは、お互いカリスマ経営者同士であったため、意見が合わずにピーターティールは2か月で会社を去ってしまいます

    ところが!

    イーロンマスクがシドニーへ家族旅行に行っている間に、社内では「イーロンマスクの不信任案」が可決

    イーロンマスクは追い出され、再びピーターティールが、Paypal へ戻ってくることとなったのです…!

    PaypalをeBayに売却

    2002年になると、ピーターティールは、イーコマースの大手企業「eBay」へ Paypal を15億ドルで売却

    すると、Paypal に関わった人材が、シリコンバレーを拠点に、多くの有名企業を創業するようになったのです。

    「強い団結力」「高い技術」「豊富な資金」をもつ彼らを、人々は天才起業家集団「Paypalマフィア」と呼ぶようになりました。

    Paypal の売却益で、55億円を手に入れたピーターティールも、その資金を元手に様々なスタートアップ企業を立ち上げていきます。

    ミツオカミツオカ
    15億ドルで売却!?すさまじい額ですね~
    にゃんこ師匠にゃんこ師匠
    しかし「Paypalマフィア」とは面白いな。それだけ優秀な人材が集まっていたということじゃろう

    複数のベンチャーキャピタルを立ち上げ

    2004年には、データ分析ソフトウェア企業の「パランティア」を設立。

    このとき、外部投資家として初めて、Facebook へ50万ドルの投資をおこないました。

    これにより、Facebook の株式を、10%ほど保有するようになったのです。

    2012年には、大半の株式を売却していますが、ピーターティールはその後も取締役として活動しています。

    複数のベンチャーキャピタルを立ち上げる

    そして、ピーターティールは

    1. 2005年に、ファウンダーズ・ファンド。
    2. 2010年に、バラー・ベンチャーズ。
    3. 2012年に、ミスリル・キャピタル

    と、様々なベンチャーキャピタルを立ち上げていきました。

    この立ち上げには、PayPal の創業時のメンバーであった、「ルークノゼック・ケンハウェリー」も関わっています。

    ドナルド・トランプの政権移行チームに加わる

    2016年には、米国大統領であるドナルド・トランプの「政権移行チーム」へ加わり、政治にも影響力を持つようになります。

    ピーターティールは、トランプ支持者として有名であり、過去には、

    Google と中国政府が繋がっているため調査すべき

    とトランプに助言。

    トランプも、ピータティールを信頼しており、調査に乗り出すと発言しました。

    ピーターティールの発言が、アメリカ大統領を動かすキッカケになったのです。

    このことで彼は、「アメリカを操る影の大統領」と呼ばれるようになったわけなのです!

    ミツオカミツオカ
    影の大統領」!?なんか怪しい言葉
    にゃんこ師匠にゃんこ師匠
    まあ言葉はさておき、それほど政治にも影響力を持っているということじゃな

    さいごに

    ピーターティールは、アメリカの政治や経済において、非常に強い影響力を持った実業家です。

    投資以外には、「宇宙開発」や「アンチエイジング」などでも、事業を展開しています。

    ピーターティールの活動や動向には、今後も目が離せませんね!

    さいごの一言

    にゃんこ師匠にゃんこ師匠
    どうじゃったかな?Paypalの創業者の歴史は
    ミツオカミツオカ
    みんな最終的には「宇宙」に興味を持つんだなあと思いました(笑)
    にゃんこ師匠にゃんこ師匠
    あー、確かに紹介してきた偉人には、宇宙に興味を持つ人が多いな!
    ミツオカミツオカ
    あと「アンチエイジング」って、不老不死的な…今後に目が離せませんね!
    にゃんこ師匠にゃんこ師匠
    確かに、いつになるかわからんが、最終的にはそこになるかもな!楽しみじゃ

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