【退職エントリー】株式ライトコードを退職します!【お世話になりました】
IT技術
株式会社ライトコードを退職します!
こんにちは。株式会社ライトコードでモバイルエンジニアをやっている小林です。
この度、2020年1月から約3年勤めた株式会社ライトコードを2023年3月末で退職することとなりました!
さて、今回は退職するにあたって、これまでの振り返りや退職理由、これからのことについて書いていこうと思います。
振り返り
それではまずはライトコードでの約3年間を振り返っていきます。
入社した背景
自分は元々新卒でメーカー系SIerにてSEとして働いていました。
それまでITの知識はほとんどない状態だったのですが、研修や業務を通じてプログラミングを学ぶうちに、自分でサービスを作ることに興味を持つようになり、個人でiOSアプリの開発を始めました。
(iOSアプリなのは自分がiPhoneを持っていて普段使いできそうだなーと思ったからという単純な理由です)
その結果、自分の作ったものを使ってもらい、直接フィードバックがもらえるのが楽しく感じたため、これを本業として仕事をしてきたいと思うようになり、iOSエンジニアを目指すようになりました。
当時様々な転職サイトを利用して転職活動をしていたのですが、Twitterでは「#Twitter転職」が話題になっていて、その波に乗る形で自分もつぶやいてみたところ、ライトコードからDMをいただきました。
その後、面談・面接を経て、この会社ならモバイルエンジニアとして成長できそうだなと感じて入社することになりました!
面接時は代表と現上司と3人でお話したのですが、最初からかなりオープンな雰囲気でとても話しやすかったのを覚えています。
(余談ですが、現上司とは地元が同じでしかも隣の中学の先輩でした笑)
初めての実務でのiOSアプリ開発
入社してすぐ、iOSアプリ開発の案件に参画させてもらいました。
業務内容としては受託開発していたiOSアプリの不具合調査や修正、新規機能の開発などで、実務で書かれたiOSアプリのコードを見るのが初めてだったのでとても勉強になりました。
最初はGitやGitHubの操作も慣れていない状態からのスタートだったので、チーム開発に付いていくのが大変だった記憶がありますが、周りの人にサポートしてもらえたことで乗り越えることができました。
また、お昼はいつも同時期に入社した同僚二人と近くのスーパーで買ったご飯を食べ、昼休憩が終わるまでオフィスに置いてあるSwitchでスマブラやマリカをするという感じで楽しく過ごしてました!
もう慣れちゃっていましたが、オフィスにSwitchがあるって中々ないですよね…?笑
モバイルアプリ開発から離れる
初めてのiOSアプリ開発の案件から離れ、WebRTCを使ったシステムの実証調査やLINE Bot APIを使ったシステムの新規開発、配送サービスシステムのAPI機能開発などに従事していました。
初めて触る技術だらけだったのですが、基本同僚と2人でmeetをつなぎながら会話しつつ開発を進める形だったので、協力しつつなんとか開発することができました。(たまにする雑談とかが楽しかったです)
ただ正直にお話すると、当時モバイルアプリ開発をやりたいという気持ちが強かったのもあり、なんのために転職したんだっけ…?と思うことも少しありましたが、モバイルアプリ開発だけでは得られなかった知識も得られたので、今となっては良い経験になったなと思っています!
Flutterアプリ開発案件へ参画
業務の傍ら個人でFlutterを学習してアプリをリリースしていたこともあり、Flutterアプリを開発するプロジェクトに常駐という形で参画することができました。
8〜10人×3チームが全員Flutterで開発するという比較的プロジェクト規模が大きなアプリの新規開発だったのですが、初回リリース日まで日数が限られていたのもあって、今まで参画した中でも残業が激しく休日出勤もあったりしてかなり疲弊していたのを覚えています。。
ただ、この規模で開発する経験も中々できないですし、興味のあったFlutterでの実務経験を積むことができて得られるものも多かったので結果的には良かったのかなと思っています。
また、しんどかった時期によく上司に声かけてもらったり、焼き肉に連れて行ってもらったりして精神的に助かりました!
勉強会での発表
弊社では月1で勉強会が開催されており、その中でテストコードについて発表したことがありました!
内容としては、個人開発しているアプリのテストをカバレッジ100%になるまで書いてみたというもので、以前から上司からテストの学習を勧められていたのもあって、勉強がてらやってみたものをまとめた形でした。
テストをたくさん書くことでテストの書き方が身についたり、保守しやすい実装が意識できるようになったり、機能追加後のデグレが怖くなくなったりと色々なメリットが得られたものの、逆にテストを保守するための工数もかかるというデメリットも感じたりもしました。
自社サービスのモック開発
約1年半の常駐を経て自社に戻ってきたあとは、自社サービスのモックアプリ開発をしていました。
最初は要件定義から進めていく形だったのですが、元々サービスを作っていきたいという気持ちがあったのもあり、仕様について考えたりあーだこーだと言うのが楽しかったのを覚えています。
その後、デザインをFigmaで作成したのち、Flutterでモックアプリを開発したり、CI/CD周りを整えたりしていきました。
これまで学習したことや経験したことを総動員して作る形になったので開発的には充実していましたが、その反面ほぼ一人で作っていたので気持ち的には寂しかったりもしました。笑
業務で要件定義から開発まで進める経験ができたのはよかったなと思います。
Flutterハンズオン実施
モック開発が一段落ついた段階で、上司からの勧めで社内メンバーに対してFlutterハンズオンを実施しました。
実施の背景としては、社内のFlutterの有識者を増やすことや自身のスキルのアウトプット、案件参画のために急遽学習が必要になったメンバーに効率よく学習してもらう、などがありました。
進め方としては、「テーマ説明」->「課題を出す」->「課題をこなす」->「解説する」というような形で、全6回に分けて実施しました。
人に教えるという経験があまりなかったのもあって学べることが多くありましたし、参加したメンバーに「実際に初めてでも仕事で通じるレベルになった」と言っていただけたので嬉しかったです!
(再)Flutterアプリ開発案件へ参画
最後に参画したのがFlutterアプリ開発のプロジェクトで、今回は受託という形で自社のチームメンバーと一緒に開発することになりました。
自分が参画した期間は2〜3ヶ月と短かったのであまり貢献することができなかったのですが、プロジェクト内での取り組みや実装など色んなことを吸収することができたなと思っています。
2月末でこのプロジェクトを離任し、イマココです!
退職理由
ライトコードにはモバイル、フロントエンド、バックエンド、ゲームなど様々な分野のエンジニアが在籍しており、何か技術的な質問を投げれば、いつでも誰かしらが答えてくれるような環境が整っています。
ただ、現在のところ、ライトコード社内ではFlutterがメインストリームとなってはおらず、自分としては最新情報をキャッチアップしつつ切磋琢磨し合えるような環境で開発していきたいと思っていました。
今回はそれを実現できる場所を求めて退職を決意した形になります。
これからについて
これからについてですが、当分は本業と個人開発を含め、Flutterでのアプリ開発に力を入れていくつもりです。
なぜFlutter?なのかですが、現在自分が最もスキルを積み上げている分野であり、かつ仕事がもらえて個人開発でも活かせるため、今後も相乗効果でスキルアップが見込めるという点が理由です。
IoT周りにも興味があるので、将来的にはそのあたりも触っていきたいなと思ったりしています。
最後に
最後になりますが、色々なところでサポート・声掛けしてくれた上司や先輩、同僚の皆さん、ありがとうございました!
今回自分はメインの領域を深めていきたいという志向から退職を決意しましたが、色んなことをやってみたい方にとってはそれができる環境があり、サポートしてくれる先輩方もいてとても良い環境だと思います。
また、最近は評価制度やミッション設定なども整備されつつあるので、さらに成長できる環境になっていくと思います。
それでは、3年間大変お世話になりました。皆さんお元気で!
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