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Bitrise(ビットライズ) User Group Meetup #2 に参加してきました!

はじめに

秋山笹川先生

(株)ライトコードの笹川(ささがわ)です!

今回は、Bitrise(ビットライズ)さん主催のUser Group Meetupに参加してきました!

イベントページはこちらです。

当日の写真は、すっかり撮るのを忘れていました。(ごめんなさい)

なお、各個人のLTの具体的な内容は、スライドでご確認ください。

いざ、Bitrise User Group Meetup会場へ

今回は、渋谷ヒカリエにあるDeNAさんの会議室が開催場所でした。

訪れたことのない会社にドキドキしながらも、無事、受付を済まし、いざ会場へ。

会場入口前には、以前お会いしたBitrise社の笠井さんもいらっしゃいました!

(笠井さんとの対談記事は、現在、誠意製作中)

LT会スタート!

開始時間になり、LT会スタート!

まずは、笠井さんからBitriseの説明ロードマップについてのお話でした。

Bitriseの説明については、以前に書いた笹川の記事を読んでいただければと思います。

【関連記事】
【CI/CD】BitriseでDeployGateなFlutterのAndroidとiOSをやってみる
【CI/CD】BitriseでDeployGateなiOSをFastlane matchでやってみる
【CI/CD】BitriseでDeployGateをAndroidでやってみる

Bitriseのロードマップ

ロードマップについては、素敵な機能がいくつか追加されるとアナウンスがありました!

private cloud

素敵な機能その1は、「private cloud」を始めたそうです!

Bitriseは、アメリカ、日本、イギリスなどで活用されていますが、アメリカやイギリスの始業時間あたりだと日本でもビルドが遅くなります。

そこで、 private cloudを使うことにより、他のビルドに影響されることなくビルドをする環境を、用意することができるようになります。

さらに「セキュリティもバッチリ!」だそうです。

ちなみに、日本は、アメリカに次いで、2番目の市場規模だそうです。

従量課金制

その2は、「従量課金制」をはじめるそうです。

たまにしか使わない人は、とても助かりますね。

もともと無料枠があって十分素敵なのに、課金体制も選べるなんて素敵すぎです!

iOSのキャッシュ機能が刷新

その3は、「iOSのキャッシュ機能が刷新」されます!

現在、フィジビリとしてTinder社さんで検証しているらしいのですが、ビルド時間が45分から8分程度になったとのこと!

大体20%~80%の改善されるらしく、さらに、基本機能としてリリースされるとのこと!

もしかすると、これにより、今までiOSで14分かかってたビルドが10分以内に収まるかも?

これは、4Qあたりまでにリリース予定だそうです。

待ち遠しいですね!

CDまでBitriseで出来る

その4は、「CDまでBitriseで出来る」ようにするとのこと!

笹川は現在、CIはBitrise、CDはDeployGateを利用しています。

しかし、今後はBitriseで完結できるようになります

1サービスで済むのは嬉しいですよね!

アカウント管理や複数サービスへの課金などのコストカットは、どこの会社やプロダクトでも気になる部分のはずです!

その他

他にも、いくつか説明がありましたが、それはリリースされてからのお楽しみです!

また、今回のミートアップは、Bitriseさん主催でしたが、他の方が主催するミートアップも支援される予定とのこと。

あと、Bitriseのpublic Slackもあるので、気になる方はぜひ参加しましょう!

Bitriseでアプリのバイナリサイズを自動チェック~Dangerプラグインを作った話~

さて、次のTLは、@kenzi さんの「Dangerプラグインを自作してGithubでのPR作成時にiOSアプリのバイナリサイズを確認する」というお話です。

ライブラリはこちら

確かに、不用意に大きいのは敬遠されがちな気がします。

なお、プラグイン自体はAndroid(.apk)には未対応とのことで若干の寂しさを感じています(笑)

Android向けは、別の方が作ったこちらが有用みたいです。

一番驚いたのは、Dangerプラグインを作るのが実は簡単だということでした!

Bitriseは、CIサービスですが、CIそのものだけでなく周辺の新たな知見を得られるのは嬉しいですね!

BitriseでFastlane/Gradleプラグインの統合テスト

次のTLは @Kesin11 さんの「アプリのリジェクトされそうなヒューマンエラーをCIビルドで検知する」というお話です。

スライドはこちら

詳しくは、iOS DC 2019でも説明するとのことですが、今回はCI部分にだけスコープを当てて説明してくださいました。

リジェクトリスクを機械的に出来るのはイイですね。

最終的にissue作成やJiraチケット作成まで出来るとすごく素敵な未来になりそうな気がします。

Flutterアプリ開発に於けるBitrise活用例(初級)

次のTLは Yuma Tanaka さんの「Flutterでの活用事例」のお話です。

スライドはこちら

貴重な業務でのFlutter事例とも言えます。

キャッシュの説明などもあり、これから利用してみたい人にはオススメのLTに感じました。

Flutterの良さは「クロスプラットフォーム」とよく言われますが、笹川が一番オススメしたいのは、iOSのビルドの速さですね

ネイティブに比べると圧倒的だと感じます。

Xcodeでも、Hot Reload対応を願うばかりです。

ちなみに、笹川が以前に書いた「Flutter の活用事例」。こちらも宜しければお読みください。

【関連記事】
【CI/CD】BitriseでDeployGateなFlutterのAndroidとiOSをやってみる

Workflowsのリファクタリング

次のTLは @akihisasen さんの「Workflowsの整理をした」というお話でした。

スライドはこちら

大きな企業だと、確かにWorkflowsなどの設定は乱雑かつ複雑になるかと思います。

Jenkinsなどと異なり、プロダクトコードなどのファイルに入れるのではなく、ダッシュボード上で管理できるのが裏目に出たパターンといえます。

紹介されている内容は、利用規模に関わらず有用でした。

Workflowsのタイトル設定などは、誰が見ても明らかな方がいいのは間違いないでしょう。

Bitriseの設定だけでなくデプロイフローの見直しなどは、今フローのブラッシュアップをしているところや、「これからCI/CD環境を導入しよう」というところにおいても大変有用そうでした!

BitriseでmacOSアプリをビルドする

次のTLは @iseebi さんの「macOSのアプリをBitriseでビルドする」というお話でした。

スライドはこちら

内容は、タイトルで述べた通りですが、そもそもBitriseってモバイルアプリ向けの印象が強かったので度肝を抜かれました。

確かに、「モバイルアプリ向け」ですが、「モバイルアプリ専用」とは、誰も言っていません。

豊富なWorkflowsのアイテムがあるので、組み合わせれば何でもできそうだなと再認識できました。

1つのモバイルアプリをメインとしたサービスでも、APIのデプロイも同じCIで出来るかも?

これは、一度、試してみようと思いました。

ノベルティのご紹介

最後に、ノベルティをご紹介して終わりにします。

ノベルティは、Tシャツポスター今回限定のピンバッチ

ちなみに、ポスターはこんな感じです!

笹川は、普段、交流会や勉強会にはあまり参加する習慣がなくドキドキでしたが、とてもいい時間を過ごせました。

登壇した方々、また、Bitriseの皆様ありがとうございました!

私、笹川のtwitterと、弊社ライトコードのtwitterのフォローもお願いできたら幸いです(笑)

書いた人はこんな人

笹川(エンジニア)
新潟生まれ新潟育ち本業はモバイルアプリエンジニア。
日々、猫(犬)エンジニアとして活躍中!

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